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作成:2000年 7月17日 |
今回建築した家はスモリの「銀我邸」というものですが、その名前の由来にもなっていて、壁等構造部分に使用されていて銀色に輝く板があります。それが銀我パネルです。普通の構造用合板と比べコスト的に倍以上するものだそうですが、性能・能力の高さその差を大いにしのぐものの様に思えます。
この銀我パネルによりスモリの家は、高気密・高断熱と高剛性の高性能住宅となっています。
写真が銀我パネルです。 現場で切れ端をいただいてきました。 このように合板が両面アルミでコーティングされていて銀色に輝いております。 この銀我パネルが柱の溝に気密パッキンとともに埋め込まれ固定されることとなります。 | |
アルミを剥がしてみたところです。 手で引っ張ってもアルミは写真の様にちぎれることない強度がありました。 このアルミの金属的性質により、空気を通さず気密性が高くなると同時に、湿気も合板自体が吸収しないようになり耐久性の向上も期待できます。また、熱も反射するため断熱効果も期待できます。 | |
合板そのものは写真の様になっています。 木材の繊維が複雑に絡み合って形成されていることがみてとれます。 このようなものをMDFと呼ぶそうで、接着は極めて耐水性の強いメラミン系接着剤が使用されているそうです。 (MDF:Medium Density Fiber Board) | |
建築途中の我が家です。 銀我パネルが壁面に使用されているのがわかります。 この銀我パネルが構造用面材となっており6倍の壁倍率という数字がカタログに載っていました。意味はあまりわかりませんがとにかく高剛性の強い強度の家になりそうです。 |