1階床、内壁解体を契約 2011年 7月10日 作成

7月9日、津波に浸った1階床、壁の撤去、洗浄消毒の見積もりができたということでスモリさんから連絡が入り、仙台のスモリハウススタジアムまで行き契約してきました。

工事費用:92万円
内訳
1階床・壁一部(高さ1.8m)解体 床面積:114.4m2 単価:5,000 572,000
解体後内部洗浄、外部水切り廻り洗浄 一式 40,000
1階水洗浄、汚泥等吸引 一式 184,700
床下薬剤殺菌処理 床面積:116.0m2 単価:400 46,400
現場管理費 42,155
消費税 43,810

工事はたまたま空きがあったということで7月14日木曜日から始めるということとなりました。

また当初、上記金額に処分代として約37万円がありました。家の解体処分も公費負担と聞いてましたので、山元町役場にこれら廃材もガレキ扱いで追加処分していただけないか相談してみたところ、処分してもらえるとのことでした。そこで、以前庭に家具家電類のガレキを置いていたと同様に置き、後で公的に撤去処分してもらうこととしました。
これで少し工事費が安くなりました。やはり少しでも経費を削減したいものです。

7月9日、スモリのハウススタジアムで工事の契約を結んだ後、山元の自宅に向かいました。
自宅に着くと、西向かいの家の庭のガレキ、庭木も撤去されたようで、かなりキレイさっぱりしていました。
被災前の状況はこちらのストリートビューでご覧ください。
西側から見た我が家です。
以前は隣家の垣根があり、このような姿は見ることができなかった風景です。
玄関からみた西側の風景です。我が家の庭木もなくなりましたが隣家、そのまた向こうの家の庭木もなくなり見晴らしがよくなりました。そのうち写真左端に写っている木々も家の取り壊しとともに伐採されるかもしれません。

南向かいの家の車庫の天井部分です。
この高さまでガレキがありました。
ここにいたのでは助からなかったでしょうね。
我が家の倉庫の着いていた黒い汚れです。
浮いた上にこの高さまで水かさがあり傷ついたものと思います。
6日後から床の撤去が始まるので、1階に置いてあった物を弘前に持って行くなり、倉庫内にしまったりする作業を行いました。
この日はかなり暑くアミちゃんも車の中だと熱射病になりそうだったので室内で居ました。
何も無くなった和室です。上の部分はそのままでもよいということであったので神棚はそのままにしてあります。父親の写真も取り外し神棚に納めました。
流しの上の棚は津波に浸っていないので、そのままでよいかなと思ったのですが、流しそのものを交換する場合、一体となっているそうなので、取り外してもらうこととしました。

対面キッチンの石膏ボードも破損していました。
床は長男が拭いたそうでけっこうキレイになっていました。
この日は周りでボランティアさんたちが活動していました。向かいの工務店の作業場の片付けをしている様子です。ご苦労様です。
そのほかにもいろいろな片づけをしている別のグループもいました。我が家の倉庫をボランティアさんたちで動かしてもらって本来の場所に戻して欲しいという要望をボランティアさん代表の人に話してみたのですが、アンカーで固定されているようで、レベルだしも必要なので無理であると言われました。
業者さんに頼むしかなさそうです。
それにしてもボランティアを頼むにはセンター経由で無いとダメということで、代表の方がセンターに問い合わせ等無線でやっていましたが結構大変なんですね。我が家ではボランティア頼めそうもないですね。
高速道路料金所の待ち時間は山元インターで9時40分頃で約15分でした。弘前からの高速料金片道8000円が無料になるのでこのくらいは我慢しますが、日々の方は大変なことと思います。
帰り道、長者が原SAでドックラン後ソフトクリームをなめるアミちゃんです。

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