基礎と土台の隙間の泥除去 2011年 5月16日 作成

5月14日、基礎と土台の隙間に詰まっている泥の塊を取り除く作業を行いました。この日はその作業を行っていると、エアコンの室外機を1台あたり500円で引き取るという人も来たので、お願いしました。また、海水に浸った倉庫にあったダンボールから昔の写真を取り出したり、泥の中からDVDを見つけ出し、弘前へ持ち帰り洗浄を行いました。
それと以前から行かなくてはならないと思っていたものの、なかなか行けないでいた、依然住んでいた合戦原の亡くなられた方々にお線香をあげてきました。

5月3日にスモリさんと見て回った際指摘された基礎と土台部位部分の隙間にたまった泥の塊です。
どのようなもので除去できるかわからず、とりあえず、弘前のホームセンターや100円ショップで、それらしきものを買って準備して除去に望みました。
このような状態で目詰まりしています。
基本的には固めのブラシでこすると、かなりのものが除去できました。
その後、細長い金属プレートを隙間に通したり、カニの足をほじくるときの道具でほじくったりしてみました。
ずいぶん取り除けたと思いますが、今度行くときはピンセットにより取り除きたいと思います。
そのような作業を行っていると、エアコンの室外機を回収するという業者の人が来たので、持って行ってもらうこととしました。

エアコンだけではなく給湯器のボイラーも持っていってくれました。
1台あたり500円、3台あったので1500円もらうことができました。
玄関前の土砂・ガレキも、ある程度取り除き、アプローチが見えました。
自宅を離れ、以前住んでいた、合戦原で亡くなられた方々の線香あげへ行くため、合戦原方面へ向かいました。
途中のガレキ、惨状に驚きました。こんなところまで強力な津波が押し寄せたのか、ここにあったはずの家の影も形もない、と。

合戦原の高台になるところまで、強い力のまま津波が押し寄せたようです。高台のところの林にガレキの山が積みあがっていました。
海の方向を見ると、ひとつ残る建物が写真左のゴミ焼却炉、ほかはガレキと電柱、遠くに密度の極端に減った防潮、防風林が、こんなにも海が近かったのかと思わせるように散立しています。
物置においてあった、海水に浸ったダンボール内から昔の写真を持ってきました。
その中には痛みの少ないものもありました。
これらの写真は息子たちの幼かった頃の4切のパネル写真です。
DVD、CDも泥まみれでダメであろうと思っていましたが、洗ってみて、試しにPCで動作させてみると結構大丈夫ででした。
大好きな、のだめ、のだめアニメが救われた事はうれしい限りです。
この写真は自分で撮影した写真の中でもお気に入りの一枚ですが、塩水と割れたガラスにより部分的に痛んでしまいました。
印画紙の発色層が削られてしまっているようですので、この写真自体は修復できないものと思いますが、この写真をPCに取り込み、フォトショップで電子的に今後修復してみましょう。
修復した写真はこちらになります。コンパクトデジカメで撮影してフォトショップのスタンプ機能等で修復してみました。



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