サッシからの外気流入 2000年12月20日 作成
2000年12月22日 更新

2000年9月に入居し1月くらいして秋口となり、外の温度も下がり始めた頃、閉めてあるサッシから風が吹いてくるのが感じられました。

得 ら れ た 教 訓
観音開き式のサッシは気密的には弱い点がある
計画換気システムでは建物内部が陰圧となる
── 冬場の外の気温が低く室内温が高い場合で考えると、──
※陰圧になることにより、
屋外の冷たい空気が流入してきて建物内の温まった構造物に触れても結露しない。
※逆に陰圧となっていない場合、
温まった室内の空気が室外方向へ流れ冷たいものに触れると結露してしまうこととなる。
外気流入があったサッシは写真のような観音開き式のもので南と北に1つずつ計2つあるサッシです。
他の引き違い式、押し出し式等のサッシも確認してみましたが外気の流入は感じられませんでした。
この観音開き式サッシはリビングのところにあり、写真は室内から見たものです。
ソファーに座っていて吹き込む風に気が付きました。
キッチンの換気扇を強にするとレースのカーテンがゆれるのが見える程でした。
流入は写真矢印部分からありました。
この流入はサッシ業者によるサッシ締め付け調整により問題ないレベルとなりました。
ただどうしても構造的に皆無とはならのいそうです。
我が家はこの流入があった状態でもC値0.8でしたので、もしこの調整がなされていれば0.7も出たかもしれません。

なおこの外気流入を感じた理由の1つに換気システムの稼動があります。
換気システムにより建物内部が陰圧となり、気密の弱いところから外気が入ってくることとなります。


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