10年目の定期検査 2010年 9月25日 作成

2010年8月24日、10年目の検査が行われました。
この日は水曜日で当方は仕事のため立会いができず、妻が立会いました。
本来点検日程はもっと先であったようですが、浴室換気扇の故障があったため、その修理をお願いついでに10年点検も実施してもらいました。
ついでに見てもらいたいことはまだあり、
・壁のゆがみ
・引き戸の重さ
・浴室手すりのかび?
・玄関タイルの着色
・雨どいの退色、音鳴り
などなど…。

9月4日に依頼した浴室換気扇交換、引き戸の戸車交換作業のとき、10年点検の報告書が届けられ、点検結果から必要と思われる対応処理の見積もりが提示されました。
報告書はこちらからご覧ください。PDFファイルが別ウインドウで開きます。
表紙のあとの10年点検チェックシートは、手渡して頂いた報告書には無かったのですが、後日ファイルでメール添付で頂いた内容です。
10年点検の際は畳を取り外し、床下にもぐって点検するようで、その写真も掲載されていました。
結果的には良好のようで、さすが、べた基礎、通風パッキンの威力でしょうか。
ショッキングだったのは壁周りの劣化です。それにより対応処理が必要ということで初回見積もり約150万円が提示されたのでした。
外見は周辺の家と比べ、ひいき目もあるとは思いますが、よほど立派な状態に見えていただけにショックも倍増です。
また、最近外壁の塗り替えの訪問販売がよく来ていましたが、内心、まだまだとという安心感があったのですがそれも一挙に崩壊です。
高い耐久性を誇る家という思いもかなり揺らいでしまいました。
コーキングが経年劣化することは、仕方ないこと、という思いは、以前からありましたが、この家なら足場を組んで大補修するのは2〜30年後くらい、それまでは、ちょっとした補修で済むであろう、という思いが崩壊してしまいました。
ネットで調べてみるとコーキング使用の場合の宿命のようで、年数的にみれば仕方ない状況ということとは思うのですが、得心までは時間を要しそうです。
外壁のほかにも2階バルコニーのFRP加工部分で、トップコートの再塗装が指摘されていました。
2階バルコニーは洗濯物を干すわけでもなく、ほとんど利用していないところでしたが、劣化していたことに驚きとともに悲しみを覚えます。

気になっているところ
外壁のゆがみがあります。
遠目では分かりにくい程度ですが2階部分は浮いて、1階部分は入り込んでいます。
脚立の上に上がり、コンデジで少し寄って撮ってみました。
原因がわかりませんが、スモリではあまり大きなトラブルとは認識していないようです。
コーキング再処理時にでも補修という感じです。

ゆがみのあったのは北側のほんの一部だけで、あとはこのように気になるようなゆがみはありません。
コーキングのだめになっている場所はどこかは具体的に提示してもらっていませんでしたが、おそらくこのようなところでしょう。
全体にひびや割れもあり、見た目にももろくなっていそうです。
ここは東側の窓の部分で日もよくさすところです。
改めてみてみるとずいぶん古くなっているなと思います。
コーキングだけでなく樹脂サッシもずいぶん痛んでいる感じです。
サッシが欠けているようです。
何故? 息子とバッティング練習をしていた時のもの?
我が家の歴史ですね。
浴室の手すりも、まるで周りの壁模様のように、まだらに色づいています。
カビかとは思うのですが、いくらカビとり剤で浸してみても取れません。
直線部分だけがそのようになっていますので、構造的な問題を抱えているものかと思います。
取り替えるしかなさそうです。
玄関の目地が茶色く変色してしまっています。
原因がはっきりしませんが、漂白やら、重曹やら、力ずくやらやってみましたが落ちません。
垂直になっている部分だけなんですよね。
どうやったら落ちるのでしょう。
雨どいは本体部分はさほどでもないのですが、丸い部分の、陽にあたるところの退色が顕著です。
写真は雨の中での写真で、壁側の黒っぽくなっているのは影ではなく、もともとの色で、白くなったのは退色によるもので、はじめは黒でした。
本体がさほどでもないので、素材そのものに違いがあるのでしょうか。
気になります。
それと日がさして急激に温度変化があると雨どいからカチッ、カチッという音が発生します。樹脂素材のため発生するようですが、主婦の立場からはかなり家にいると気になるボリュームだそうです。

今回提示された補修の見積もりだけでは納得できなかったため、内容の詳細説明、目で見える形での補修変化について打ち合わせを重ねてゆきます。



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