浴室換気扇交換による変化 | 2000年12月24日作成 2000年12月25日更新 |
12月22日、浴室の換気扇より建物内が陰圧であるため外気が流入するということで換気扇の交換が行われました。
そこで、12月2,3日に行った換気扇を覆ったときと外気流入した場合の測定と、23日に新換気扇で測定したデータを紹介いたします。
測定は23時から翌朝7時まで15分間隔でサンプリングしています。換気扇は23時から2時間タイマーを設定し、浴室ドア、洗面脱衣所のドアはともに閉めた状態です。浴槽内には残り湯があり、浴槽には付属のふたをしています。
実際、換気扇部分に手をあてると、旧換気扇では冷たく風が来るのが分かりましたが、新しいものはそれが今のところ感じられません。 気密化が高いレベルで確保されているものと思います。 |
気密の場合と比べ温度が若干低く、湿度も低いということで、僅かではあるものの外気の流入がある、もしくは、換気扇部分の断熱の弱さの影響でしょうか? |
新換気扇は換気扇を密閉した場合とほとんど同様の傾向であり、23時の15.1度から7時の14.5度の0.6度の温度低下でした。 この時間帯は一切暖房を稼動していませんし外気温は氷点下1℃まで低下していました。改めて、断熱・気密性能の高さに驚かされます。 |
このことは、新換気扇が旧換気扇より風量が少なく、換気量が小さいということではないでしょうか。 それが、換気扇のある浴室では違いとして現れないものの隣室の洗面脱衣所では違いとして現れているものと思います。 しかし浴室の換気をして洗面脱衣所の結露を防止するという大目的は十分果たせているようで、洗面脱衣所の小窓の結露は新しい換気扇できちんと抑えられていました。 |