改修工事着工 2012年 7月3日 作成

震災から約1年4か月、家の改修工事に着手することとなりました。

着工に当たり水道の開栓、電気の通電に立ち合いが必要ということで、仕事を休み立ち会うこととし、我が家に8時くらいに着きました。
前日から雨が降っていて、庭には水がたまり、雨も小ぶりではありましたが、まだ止まず降っている着工の日の朝でした。
資材を積んだトラックから資材が下されている様子です。
このトラックはぬかるみにはまってしまい、大変な思いでの荷下ろしでした。
資材には石巻合板なる文字がありました。
昨年夏には石巻の工場で生産が開始された様子です。
すごい復興の力です。
次はトイレの搬入がありました。
そのあとはゴミ入れのカゴの搬入です。
次から次への段取りよくものが運ばれてきました。

資材の搬入が終わった我が家の外観です。 
資材搬入の際の動画です。 
水道は役場に申し出て開栓作業をしてもらいました。
専用の工具で開栓し、水が出ること、漏水がないことを確認しました。
2階の水洗トイレ、手洗いは水が出ない状況で、おそらくどこかで閉められていることでしょう。
電気も通電作業に来ました。
屋外のメータはかろうじて津波に浸ることなく助かりました。
それでもボックスには津波の痕跡がしっかりと残っていました。
昨年3月11日以来灯った我が家の電燈です。
ちょっと感激でした。
水道の開栓、電気の再開通作業の様子の動画です。
電気も通り、室内では改修工事が始まりました。
まずは床の改修のようです。
津波に浸ったスタイロフォームを再利用です。
あっという間にリビングダイニングにスタイロフォームが敷き詰められました。
再利用したスタイロフォームは2000年製のようです。
高耐久で津波にも負けませんでした。 
スタイロフォームの上に構造合板が隙間なく敷き詰められてゆきました。
柱との関係はこんな感じです。
ステンレスビスで固定指定していました。
このステンレス素材というのが津波の被害でも錆びずにいられた大きな要因です。
床の工事の様子です。

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