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保 証 内 容 | 作成：２０００年５月１７日 |
建物施工が完了し、引渡しする際、保証書をもらう事となるそうです。
その保証内容について紹介いたします。
| 保証対象部分 | 瑕疵内容 | 保障期間 | 特定免責事項 |
| 主要構造部 （ＳＰ工法構造体） |
構造強度上支障を生じる構造体の著しい変形、亀裂、損傷、腐食、腐朽 | ３０年 | １）木材等の材質的収縮に起因し、構造上強度に支障のない変形、亀裂、損傷 ２）構造強度を負担しない部材（間仕切壁、床板、下地、仕上げ材等） |
| 基礎（ＳＰ工法基礎） アプローチポーチ、犬走りテラス等は含まない |
構造強度上支障を生じる基礎又は構造体の著しい変形、亀裂、損傷、腐食、腐朽 | ２０年 | １）コンクリート等の材質的収縮に起因し、構造上強度に支障のない変形、亀裂、損傷 ２）構造強度を負担しない基礎又は土間（玄関土間、勝手口、ユニットバス下地コンクリート等） |
| 外壁 | 外壁の傾斜、たわみ、損傷等 雨水の浸入 |
１０年 | １）外壁表面の経年変色、自然現象からくる汚れ、又は、部材性能に起因しないで起きた変形、変色 |
| 屋根 バルコニー防水 |
屋根部材の損傷、破損、雨水の浸入 防水層の破損、亀裂、外壁との接合部よりの雨水の浸入（防水上支障のない仕上げに関しては除く） |
１０年 | １）台風、暴風、突風時の外壁及び開口部からの一時的な漏水 ２）建物の使用に支障を生じない軽微な透水及び、屋外部の一時的水溜り現象 |
| 開口部 | 開口部よりの雨水の浸入 外壁材と開口部部材よりの雨水の浸入 部材の著しい変色、腐食、そり等 |
１０年 | １）台風、暴風、突風時の外壁及び開口部からの一時的な漏水 ２）ガラスの破損や外部より影響を受けた開口部の変形、変色、又はその他の現象 |
| 換気、気密性能 | 気密性能が著しく変化し、当初の計画換気性能が維持できない 換気システムの破損、損傷、機器の不良 |
５年 | １）当社の指示以外に竣工時以降、外壁や天井又は床下の気密層等を破損、開口させた場合 ２）換気システム本体は機器の保障期間内とする |
| 保証対象部分 | 瑕疵内容 | 保障期間 | 特定免責事項 |
| コンクリート工事 （布基礎以外のコンクリート工事） |
１）ポーチ、玄関土間、テラス、犬走り等の主要構造部以外のコンクリート部分は著しい沈下、ひび割れ、不陸、隆起、基礎とのはだわかれ | ２年 | 住宅の品質及び性能に支障のない、盛土、埋め戻しの多少の沈下によるひび割れやはだわかれ等の現象 |
| 木工事 | １）木材の変形、変質による著しいそり、隙間、割れ、きしみ ２）ボード、表装工事の仕上げ材の剥離、変形、浮き、しみ ３）仕上げ材（銘木部材や天井板）の変形、変色、そり |
２年 | 木材の経年変化による収縮で起こる多少の巾木等の隙間 自然現象（日当たり）による変色、変形、そり |
| 屋根工事 | １）屋根葺き材の著しいずれ、浮き、変形、破損等で美観を損なうもの ２）棟、谷等で著しく美観を損ねる |
２年 | 台風、強風等で起きたずれや変形、破損 |
| 防水工事 （屋根、バルコニーを除く） |
１）外壁及び、開口部回りのコーキングの目地割れ、隙間 ２）ユニットバス等の防水不良 ３）流し台、洗面台回りのコーキングの隙間、割れ |
２年 | |
| 既成建具工事 | １）既製品の内部建具及び建具枠の変形、ゆがみによる開閉機能 ２）取り付け時からの開閉機能及び、取り付け方法の異常 |
２年 | 真物素材による経年変化で開閉機能に支障の生じない程度の変形 |
| 造作建具工事 | １）建具及び、建具枠の変形、ゆがみによる開閉機能 ２）建付不良による隙間 ３）取り付け金物不良による開閉、その他の異常 |
２年 | 真物素材による経年変化で開閉機能に支障の生じない程度の変形 使用方法の異常が原因のもの |
| ガラス工事 | １）取り付け時による異常が原因で起きたガラスの割れ ２）変色、変形、取り付け異常によるガタつき |
２年 | |
| 左官工事 | １）和室塗装部分の著しい隙間、ひび割れ、剥離 ２）モルタル、プラスター、タイル目地等での著しい隙間、ひび割れ ３）床下換気口の取り付け不良（ガタつき、曲がり） |
２年 | その性能や美観を損なわない程度の隙間、ひび割れ等構造的、又は施工ミス以外の原因で起きた隙間、ひび割れ |
| 断熱工事 | １）外壁、床下、天井各部の断熱材の隙間、さがり、厚みの不良による性能異常 ２）施工不良による結露の発生が原因で、かび、腐食等 |
２年 | |
| 換気工事 | １）換気システムの能力が著しく性能が減少または、配管不良 ２）吸気口の取り付け不良、ゆるみ、ガタつき ３）換気扇の取り付け不良 |
２年 | 機器関係の取扱説明書の使用方法以外で使用した場合 |
| 錺、板金金物工事 | １）といの脱落、破損、下がり等 ２）板金の見切り、笠木等の浮き又は、はがれ、著しい破損、腐食 ３）アルミ手摺等の接続不良、部材の腐食 |
２年 | 台風、暴風等の強風で起きた場合 |
| 設備工事及び住宅機器関係 | １）配管、配線の接続、支持不良、腐食 ２）蛇口、水栓又はスイッチ、コンセント等のガタつき ３）機器取り付け部分のゆるみ、はずれ ４）漏電、漏水、断線 ５）機器類の保障期間内の異常 |
1年 | 凍結などに起因するもの 異物のつまり等が起因するもの 電球、電池の消耗品及びこれらの消耗に起因するもの |