ようこうそ AZ-MYHOME へ
このページは、東北は宮城県、その南はじにある小さな町にマイホームを新築する自分が、自分の目で見た住宅建設の様子を紹介するページです。
マイホーム建てるにあたり、肝心の住宅を建てる土地も無いので、まづは土地探しということとなるでしょうが、以前、土地購入に際し苦い経験があり、今回は、まず家を建てていただく住宅建設メーカーを選び、そこで土地を紹介してもらいマイホームを、と考えました。
もっともこの考えに立つ前にあるきっかけがありました。
それは、芋煮会のシーズン、子供会でお酒を飲みながらの親睦会があり、その席で、近所に中古の住宅が売りに出そうなのでどうかという話があったのです。
その中古住宅はこの辺の大変著名な方が住んでいたお屋敷で、15年間空家で、新築からは35年経ったものでした。
外見はさほど立派というほどではないのですが、敷地280坪で、庭は、まだ41才そこそこのこのAZが見ても立派と思うほどのもので、どこかの著名な旅館の日本庭園といったところでしょうか。
建物は、外見は35年も経っているのであまり立派というほどではありませんが、平屋で50坪ほどあり、大理石の暖炉や、立派な彫り物があったりと中身のほうはまあまあといった感じでした。
売主の人と会っていろいろ話をしました。値段は最低でも3000万円ということでした。
この町を通る一桁国道沿線で土地の坪単価6万円というところなので、その国道からちょっと離れているこの屋敷のことを考えると、とても高いもので、その高さの理由としては庭の付加価値ということだと思います。
その時点では買いたいと思ったのですが、支払方法で折り合いませんでした。
売主の方では節税といっていましたが、取引価格を1800万円として、残り1200万円は内密で渡してくれということでした。つまり課税は1800万円にだけされて1200万円の方はまるまるということだそうです。
それで、不動産屋さんをとおさず直取引にということでした。よくおこなわれている方法だそうですが、このAZにはちょっとできませんでした。
法律は詳しくありませんが、このような行為は節税というよりは、脱税というものではないのでしょうか。発覚すれば、手錠のも?
ということでこの物件にはその後コンタクトありません。
このことがきっかけで、2人の子供も中学、小学高学年でもあり、転勤で転校させるのも可愛そうなのでマイホームをと考えるようになったのです。
いろいろな住宅展示場を見て歩いて、あの中古住宅を買いたいと思う気はまるっきりうせてしまいました。あの立派な庭石も見方によっては単なる邪魔者。今なら1000万円ちょっとなら買っても良いかなと思うところです。
事後談となりますが、年を明けた1月11日に中古住宅の持ち主の方から電話がありました。内容は、持ち主の方が一時的でもその中古住宅に住めば、3000万円までは無税で売却できることがわかったので、公に3000万円の取引ができるということでしたが、こちらの考えは上述のとおりであるし、すでに12月26日に土地、建物の契約を済ませているのでお断りいたしました。